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 ・珪藻土
   ガラス質の殻の植物性プランクトンの遺骸が湖底やう溝個に1000万年の堆積し、珪酸部分だけが化石としてできた堆積岩で、能登半島の4分の1が珪藻土でできているとも言われています。
 昔からある製品では「七輪」があります。 珪藻土は1ミクロンにもみたない孔を無数に持ち、これが耐火性や断熱性、調湿性や保温性を持ち、有害物質の除去や防カビにも役立ちます。

 空気中の湿気と接触することにより「マイナスイオン」が発生します。湿気の多い場所への施工(風呂場や脱衣場)はマイナスイオンの大量発生が得られます。
 「マイナスイオン」はアトピー性皮膚炎や様々な病気に、又現在健康な方にも大変有効な働きをすることが知られています。 人間はもとより動・植物へも大変有効で、ペットハウスや温室などへも施工も有効です。

 施工後は特に独特の香り(匂い)がしますが時間とともに和らぎます。
 自宅トイレ壁に施工後3ヶ月経ちますが窓を締め切ると香りがします。
 なお自然素材のため若干の色ムラはあります。
 古い壁へ施工した場合、下地処理が完全でないとアクが出てきたりすることも珍しくありません。
 収縮性はほとんど期待できません下地の継ぎ目部分や窓の周辺などにはヘヤークラックと呼ばれる細い亀裂が入りやすいためヒビ割れ対策で下地をきちんと整えてからになります。
 手間や工期は乾式工事のクロス仕上等に比べると湿式工事の為乾燥に時間と費用が掛かります。

 施工は刷毛、コテ、ローラー仕上げといわれていますが今までのところ実際に施工してみてコテ塗りはやり易く、ついで刷毛、要領を得なかったのがローラーです。 刷毛目やコテ目を自由に出す方法ならばD・I・Yでも可能ですが漆喰壁仕上のような平滑な仕上がりにするのは左官さんでなければ無理でしょう。

 これらのデメリットがありますが自然素材の安全性や素朴感、安らぎ、健康を求める方に是非お勧めします。
 ・木酢液 竹酢液
   木酢液は成分の80〜90%が水です。残り10〜20%が有機化合物で、主成分は酢酸で鼻に「ツン」とくる臭いの正体です。
 微量成分は酸類、フェノール類、中性物質類、カルボニル類、塩基性成分にわかれその種類は約200種類に分かれます。
 たくさんの効果がありますがどの成分がどのような役割につながるのかはまだ完全に解明されてないそうです。

 カマボコ、イカの燻製など食品に添加されたり。有機栽培(減農薬)などの環境にやさしい農業用資材として評価されています。
 消臭、防虫対策、さらにはアトピー、成人病、水虫などにも効果が認めれています。


木酢液の使用用途

 ・染料(媒染剤)
  木酢液の中に錆びた鉄(釘)を入れて放置するだけで、染色に使う媒染剤になります。
  昔は、京都西陣の黒羽重の染色や雲井ソロバン枠に使った例もあるそうです。
 ・燻液
  カマボコ、イカ燻、ソーセージ、ハムなどに、天然剤として香料・防腐的な作用を果たします。
 ・消臭剤、し尿処理剤、昆虫類忌避剤
  猫、犬、ムカデ、病害虫
 ・農林業への活用
  有機農業、施設園芸など、農業・林業などに広く使われています。
  土壌殺菌、土壌微生物の増殖、減農薬、補肥剤など
 ・葉面散布剤
 ・生ごみ消臭剤
 ・お風呂用
  水虫対策、抗菌作用、皮膚の活性化など
 ・植物活性剤
 ・竹酢(風呂用)
 ・ヒバ油
   準備中
(ヒバ油の効能について)
  ・抗菌/抗カビ効果    カビや細菌を寄せつけません
  ・精神安定効果      ひばの香りが気持ちをリラックスさせます
  ・防虫効果         シロアリ、ダニ、ゴキブリを寄せつけません
  ・消臭/脱臭効果     不快な臭いを抑えます

 (実際の散布での感想)
  ・カビ臭は全くしなくなりました。防カビ対策にもなる。
  ・他の現場でシロアリに直接散布しましたが翌日には全て死滅しておりました。
 ・ホルムアルデヒド 発ガン性
   無色、無臭で刺激臭を有し、常温ではガス体。
 水によく溶け、35〜37%水溶液は通常「ホルマリン」と称する。

 殺菌作用があり標本保存、消毒、防腐、脱色剤、防カビ剤、タンパク硬化剤などにも利用。

 毒性は上部呼吸器(鼻、喉)への刺激作用(不快感、流涙、くしゃみ、咳、吐き気、呼吸困難など)、アレルギー性皮膚炎。

 合板などの接着剤に添加される。 喫煙によっても発生する。

低減化対策

 もっとも安価で効果的なのが「換気」

 「ベイクアウト」 室内の温度を意識的に上げ「35〜40℃」にし合板などに含まれるホルムアルデヒドの放射を強制的に促進させる。
 一時的に効果があるがリバウンドのため完全ではない。

 ・TCP(リン酸トリクレシン) 神経毒性
   ビニールクロスの原材料であるポリ塩化ビニールは本来硬く柔軟性はありません。 クロスとして使用するために柔らかくする必要があり可塑剤としてDOP(ジブテルフタレート)、難燃剤であるTCEP(トリスZ−クロロエテルホスフェート)、TCP(リン酸トリクレシン)などがたくさん使われています。 これらも物質も空気中に出てきます。

  ビニールクロスを壁に貼る糊にもホルマリンがたくさん入っています。ホルマリンというのはホルムアルデヒドの35%くらいの水溶液です。 糊にホルマリンを入れるのは防カビ対策です。 ビニールクロスを貼ると壁が呼吸できない状態になりカビの発生しやすくなる為です。
 余談ですがビニールクロスは呼吸しませんから調湿作用は期待できません。 全面クロス張りのマンションやアパートのサッシが結露しやすいのはその為です。

 最近はホルマリンを使わない糊を使用することが常識化していますがビニールクロスそのものに毒性物質が使われていることに変わりありませんから健康を気にされるのであれば注意が必要です。
 ・ベイクアウト
   発ガン性や神経毒性のある化学物質を建材から効果的に取り除く方法。
 高温の夏季や暖房設備を用いて室温を上げ建材に含まれる化学物質を積極的に気化させた後よく換気することで室内環境を整えること。
 ある程度の効果は期待できるが化学物質が完全に取り除く事は難しい。
 ・シロアリ駆除剤 (有機リン系農薬)
   準備中
 ・断熱材
   準備中
 ・生石灰クリーム
  石灰岩を焼いた生石灰を水と反応させることで出来るクリーム状のものが生石灰クリームです。
生石灰クリームは漆喰と同様、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムとなり硬化します。
このクリームは、日本の伝統的な白い壁としてあげられる漆喰同様、環境に悪影響を及ぼすこともなく、有害化学物質を発生させることもありません。
美観に富むとともに、保温性・調湿性・長期的な堅牢性といった長所を兼ね備えた材料です。
実際に使用した感触ですが珪藻土よりも塗りやすくまた乾燥も早い為施工期間も短くて済みます。
強いアルカリ性ですからゴム手袋などで肌を守る必要がありますがDIYでも気軽に施工できる建材です。
 ・カビ
  カビの発育条件  〜カビを育てる4つの条件「栄養」「温度」「水分」「酸素」

●栄養
 カビは栄養源となるものに寄生して成長します。カビが特に好きなものはデンプン、糖分などの炭水化物やセルロースに富んだものです。またカビ自身からも酵素や酸を出して、水に溶けない金属や繊維を分解して吸収、発育します。ですから、食品、木材、畳、布、皮革、ガラス面、タイル面、コンクリート面など住宅の内外のほとんどのものを栄養源にします。また、鉄や銅などの金属、岩石、電子部品、接着剤なども大好物です。

 
●温度
 住宅や建築物に発生するほとんどのカビが、5℃〜35℃の範囲で発育します。20℃を超えると急速に活気づき、28℃あたりでは繁殖が一番盛んになります。冷蔵庫の中でも夏の暑い時期に頻繁に扉を開閉すると温度が上がるのでカビには快適。低温、高温を好むカビもあるので要注意です。 


●水分
 カビは少しの水分があれば生育します。かなり低い湿度で生育するものもありますが、大部分のカビはジメジメした場所が大好き。湿度が60%を超えるとカビ、ダニが発生しやすくなり、80%を超えるとあっという間に増殖します。 

 床下の湿気原因
  ・床下の土壌から上がってきた湿気
  ・給排水の老朽化による水漏れ
  ・雨漏りなどにより浸入した雨水
  ・外気との気温差による結露が考えられます。

●酸素
 ほんの少量の酸素があればカビは生育します。 つまり地球上のほぼどこででもカビは発生、生育できます。 


 カビと人は好みが似ていますね。
 食べ物(栄養源)の好みも糖質やでんぷん、タンパク質つまり甘いものや旨み成分のアミノ酸です。
 温度の好みも5〜35度でそのなかでも20〜28度で絶好調ですから人とそっくりです。
 人間の体温が約36度というのも菌から体を守る為に有効な点も面白いですね。
 空気(酸素)がないと生きられないのも同じ
 違うのはカビは人よりも比較的高い湿度を好み、人より紫外線(太陽光)に弱い点です。
 昔の人は年に一度押し入れの中の物を日向へ出して『虫干し』をしたそうですが理にかなってますね。

カビを生育させないためには室内湿度を50%に保つ

 栄養、温度、水分、酸素、この4条件のどれか一つ抑えればカビの発生はかなり阻止できます。といってもカビの栄養源はホコリや人のアカがあれば十分だし、酸素は人にとっても取り除くことはできません。温度は10℃がカビの生育を抑えますが、ちょっと寒いですね。湿度は通常のカビは80%以下では発育できませんが、好乾性のカビだと65%以下。人が快適に感じる湿度は40%〜65%なので、50%の湿度を保ことが最良の方法のようです。


◎空気が高温になるのを防ぐ

◎結露の発生を防ぐ

◎清掃                          

 この3つをこまめにやりましょう。


追加補足1 

 カビの目に見える部分は植物と同じように有機質ですから、潜在や漂白剤でとりあえずはきれいになりますが、根っこにあたる部分はほとんど無機質に近い状態で簡単には退治できません。

 防カビ剤にも有害なものが多く、アレルギーや皮膚障害、さらには催奇形性や発癌性が心配されるものもあるそうです。 無害の薬剤で退治する業者もあるようですが、薬品の種類についての質問は企業秘密でなかなか答えてもらえませんでした。

 従来はカルキなどの塩素系漂白剤を使っていましたが、換気をよくして塗布しないと塩素ガス中毒が心配です。 家庭用の漂白剤などで表面の汚れを落した後にヒバワックスを塗布したり、EM菌濃縮液やヒバオイルやハッカ油などの抗菌性のあるハーブオイルを霧吹きでまめに吹き付けると発生を抑制でき無害(?)で安心です。

 まずは発生を予防することが大切ですから、住まいはなるべく風を通し、入浴した後は必ず窓を開けましょう。 住まいのとっても人体にとっても健康なことは自然な空気の流れなのです。

追加補足2

結露とカビとダニが喘息を引き起こす

あまり快適な家とはいえませんが、断熱が悪くても換気がよければ結露は発生しません。アルミサッシが出回る前の、1時間に5回も自然換気のあった昔の家の話です。逆に、断熱性能が抜群でも換気がなければ簡単に結露は発生します。空気は、温度が高くなるほどたくさん水蒸気を含むことができます。0℃でおよそ5g/立方m、20℃で15g/立方m、30℃で30g/立方m
昔の家ならば寒くてカビなど到底越冬することなどできず死滅してしまいまうか、じっとどこかで春を待っていたのでしょうが、昔に比べて冬の生活温度が上がり、密閉住宅に住む比率が多くなった現在、むしろ冬のほうが湿度、温度、栄養とも条件がよく、カンジダ、アスペルギルス、ペニシリウム、アルタナリア、クラドボリウムなどのカビの温床になっているのが現状です。
そして、このカビや周辺に散らばる同じハウスダストの垢やフケを、ヤケヒョウダニやコナヒョウダニ、それにツメダニなどのダニ類がまた好むのです。そして、ダニ本体やこれらの糞が粉塵となって呼吸から体内に取り込まれるわけですが、猫の毛やタバコの煙、食べ物や殺虫剤である蚊取り製品に含まれる合成ピレスロイドなどの多環芳香族炭化水素とともに、喘息を引き起こす原因のひとつとされています。

結露
   空気中に含まれる水分が冷やされることにより飽和状態となり気体状態から液体状態へ変化すること。
 空気は温度が高くなるほどたくさん水蒸気を含むことができます。0℃でおよそ5g/立方m、20℃で15g/立方m、30℃で30g/立方mです。
 たとえば蒸し暑い夏に冷えた飲み物をグラスへ入れるとグラス外周面へ水滴が付きます。これは冷たいグラスによって周辺の空気が冷やされ空気中の水分が気体状態を維持できなくなり水滴となる現象です。

 これと同じことが建物内外でも起こっています。
 冬にアルミサッシに水滴がびっしりと付いているのを見かけます。
 冷たい外気と暖められた部屋内の空気がアルミフレームとガラスだけで仕切られているのですから先ほどのグラスの例と同じ事になっています。
 サッシは目に見えて判りやすいのですが断熱処理の不足した壁内部や床下などでも同様の事が起こっています。

 床下で起こる結露はほぼ年中起きております。 そのプロセスは下記の通りです。
 夏の湿気を含んだ暖かい外気が床下に入ると冷やされ空気中に含まれる水分が飽和状態になり結露を起こします。
 冬の場合は冷たい外気は乾燥していますが室内の暖房により床材が暖められ床下で結露が発生します。

 捨て張の無い12ミリ厚の床材では冬に暖房で暖めた熱も伝わりやすく床下で結露を発生させてしまいます。 
 つまり暖房を良く使う部屋の床下ほどカビが発生しやすい事になります。

 対処として
 ・床下通気口を増設し通風を良くし外気と床下の温度差を少なくする。
 ・根太間へ断熱材を施工する。床張替え時には更に捨張りする事で部屋内の熱を床下へ逃げにくくする。

   
   
参考文献
  木炭・木酢液の利用法 (株)ブティック社
病は家から  ニューハウス出版